“優婆掬多尊者”の読み方と例文
読み方割合
うばきくたそんじゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
釈迦牟尼如来より第五代目の優婆掬多尊者うばきくたそんじゃは、仏滅後に生れた方で全く仏陀にはお遇い申すことが出来なかった。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
優婆掬多尊者うばきくたそんじゃはその姿を見ておのずから三拝せざるを得なかったという。それほど尊く現われた。そのごとく悪魔の王が真実仏陀のごとく見せかけるということは実に仕易しやすい事である。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)