旧字:催馬樂
かうした形が、日本芸能普通の姿だつたと見えて、同じ事は、神楽と催馬楽との上にも行はれたのである。
それ以前から必、神遊びが神事芸能としての享楽方面を拓いて居たには違ひないが、一躍して芸能の喜びを覚えさせるやうになつたのは、神楽が栄え、催馬楽を分出させた頃からであらう。
“催馬楽”の解説
催馬楽(さいばら)とは、平安時代に隆盛した古代歌謡。元来存在した各地の民謡・風俗歌に外来楽器の伴奏を加えた形式の歌謡である。管絃の楽器と笏拍子で伴奏しながら歌われた「歌いもの」の一つであり、多くの場合遊宴や祝宴、娯楽の際に歌われた。語源については馬子唄や唐楽からきたとする説などもあるが定かではない。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
“催馬楽”で始まる語句