倉皇狼狽そうこうろうばい)” の例文
藩士の一人が僅かに土佐藩の一士人を傷つけたという事情のために倉皇狼狽そうこうろうばいして、この際土佐の御機嫌を損じては、いかに幕府の不利であることよとの懸念から、苦心惨澹を極めたことがあるが
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)