俗説辨ぞくせつべん)” の例文
五六年間心に掛けてゐて反復観察し、丙子の年に至つて始てこれを書に筆したのである。わたくしは少時井沢長秀の俗説辨ぞくせつべんを愛して、九州にゐた時其墓を訪うたことがある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)