“便安舒暢”の読み方と例文
読み方割合
べんあんじよちやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文政七年の元日は、棕軒正精が老中の劇職を辞して、前年春杪以来の病がえたので、丸山の阿部邸には一種便安舒暢べんあんじよちやうの気象が満ちてゐたかとおもはれる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)