余吾床よごのしょう)” の例文
さて勝家南下の報に、長浜まで馳せ上った秀吉は、翌日には総軍三万五千余騎、十三段に分って、堂々余吾床よごのしょうに打向った。先陣羽柴秀政。二陣柴田伊賀守の勢。三陣木村小隼人こはやと、木下将監。
賤ヶ岳合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)