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ふん
ふりがな文庫
“
份
(
ふん
)” の例文
むかし元禄時代の河原
乞児
(
こじき
)
がべらんめい言葉の景時に
份
(
ふん
)
し、
後紐
(
うしろひも
)
位にて忠義の為に割腹するなどの不自然と同一轍に陥る可し。
「伽羅枕」及び「新葉末集」
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
之を小歌に擬し、下宿屋の
女主
(
あるじ
)
に
份
(
ふん
)
す。著者の眼中、社界の腐濁を透視し、人類の運命が是等の魔毒に接触する時に
如何
(
いか
)
になる可きや迄、甚深に透徹す。是点より観察すれば著者は一個の諷刺家なり。
「油地獄」を読む:(〔斎藤〕緑雨著)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
份
部首:⼈
6画