仏供ぶつく)” の例文
今では神供じんくとか仏供ぶつくとか、上に奉るもののみに限るようになったが、もとの心持はこの漢字の構造が示すように、人が共々に同じ飲食を、同じ場においてたまわることまでを含んでいた。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)