“井上黒”の読み方と例文
読み方割合
いのうえぐろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
知盛はこれをひどく大切にして、毎月一日ごとに泰山府君たいざんふくんを祭り、馬の無事を祈っていたほどであった。それがこのたび、主人の命を助けることになったのである。馬はもと井上黒いのうえぐろと呼ばれていた。