二返目にへんめ)” の例文
自分は安いか高いか判然とわからないが、まあ安いなあと云っている。好いのになると二十円もするそうですと云う。二十円はこれで二返目にへんめである。二十円に比べて安いのは無論である。
文鳥 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)