二品卿にほんのきょう)” の例文
二品卿にほんのきょうの弟、民部卿範光という人は、後鳥羽院の寵臣であったが、つとに法然に帰依し、承元元年三月十五日五十四の時出家を遂げて静心じょうしんと号した。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)