ちょうどそのとき、玄関の呼鈴よびりんが鳴った。訪問客だ。はたして、さっき電話で注意をうけた怪人物の来訪であろうか。それともふつうの事件依頼人じけんいらいにんであろうか。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)