乙姫樣をとひめさま)” の例文
新字:乙姫様
五十過ぎて、たつた一と粒種——それも龍宮の乙姫樣をとひめさまのやうに美しい娘に死なれた、三河屋嘉兵衞夫婦の歎きは、見る目も哀れでした。