丹青たんぜい)” の例文
しかし湖を画き、雲を画き、寺を画き得ても、そこに「午の貝おくる木玉」を添えることは、丹青たんぜいの技のよくするところであるまい。詩の独自の境地はこの辺にも存する。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)