「お留守には津田源十郎どの、加藤兵庫どの、蒲生がもう右兵衛大輔たゆうどの、野々村又右衛門どの、丸毛兵庫守まるもひょうごのかみどのなど、御本丸守り、二の丸詰の方々まで、数十将におさしずあらせられたように承りました」
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)