“丸文”の読み方と例文
読み方割合
まるぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丸文まるぶんへと思いしが知らぬ家も興あるべしと停車場前の丸万と云うに入る。二階の一室狭けれども今宵こよいはゆるやかに寝るべしと思えば船中の窮屈さ蒸暑むしあつさにくらべて中々に心安かり。
東上記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)