“与倉知実”の読み方と例文
読み方割合
よくらともざね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「むむ、やはりお告げすべきだろう。武人与倉知実よくらともざね中佐の妻をはずかしめるべきでない。——玖満子、おまえ行け。三浦軍医正といっしょに」
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第十三聯隊長の与倉知実よくらともざね中佐の夫人は、妊娠していて、折も折、臨月に近いからだであった。
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)