不所存ふしよぞん)” の例文
「芝田氏、飛んだことに相成つて何んとも申譯はない。が、これと申すも、娘の不所存ふしよぞんから起つたこと、本來ならば父親の拙者せつしやが坊主になつても詫をするところだが、今更それも詮ないことだ」