不感性ふかんしょう)” の例文
この少女は、はちきれるような素晴らしい肉体を持っているのに、精神的には不感性ふかんしょうに等しく、無類の潔癖けっぺきだった。すべて彼女の背後にある厳格な教育が、彼女をそうさせたのだった。
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)