上本あげほん)” の例文
きょうが今日まで犯人に、あの筋書と同じような事実について口を割らせようと思って、どれ位、骨を折ったかわからないんだが、あの上本あげほんが手に這入ったお蔭で犯人がヤット口を割った。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)