上日和じょうびより)” の例文
と考えてみたが、魚問屋の忙しい身だし、おそらくこんな上日和じょうびよりでは江の上か城外の市場だろう。また李逵ときては、賭場とばやら牢番だまりやら、いつも居る所さえわからぬ男だ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)