“上反”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うわぞ50.0%
うわぞり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
体はもう硬直していたが、頭髪かみは逆立ち、口を歪め、唇は上反うわぞって、両手で喉を掻きむしる恰好をしていた。
見開いた眼 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
帽子のふち上反うわぞりが一箇処垂れると、彼はその日以来それをぶら下げておき、風の吹く時などずいぶんうるさいにも拘らず、そのままにしていた。