“三狐”の読み方と例文
読み方割合
さんぎつね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夷魔山いまやまのお三狐さんぎつねにもう、十年近くもとりつかれてゐるのだ。七十越したお婆さんが体もろくに動かせない位痛み疲れてゐながら食べるものは二人前だと聞いて驚く。時々機嫌のいゝ時には歌ふのだ。
日記より (新字旧仮名) / 伊藤野枝(著)