三十五氏みそこし)” の例文
みそくふなんて味噌ばかりつけるやうで、まだ三十五氏みそこしの方が好いと言つたら、例の、毛の薄い頭の地まで赤くして顎を撫でながら、ふふ、ふふ、ふふと笑つた。
三十五氏 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)