万字巴まんじともえ)” の例文
そんなものが、頭の中を万字巴まんじともえとかけめぐって、最早もはや物事を判断する気力もなく、ままよ、なる様になれとばかり、彼は突如として大声に叫び出すのであった。
木馬は廻る (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)