“七蔵爺”の読み方と例文
読み方割合
しちぞうじじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれあれ危しまた撓んだわ、誰か十兵衛びに行け、といえども天に瓦飛び板飛び、地上に砂利の舞う中を行かんというものなく、ようやく賞美の金に飽かして掃除人の七蔵爺しちぞうじじを出しやりぬ。
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)