“七曲吟社”の読み方と例文
読み方割合
ななまがりぎんしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これより先明治三年の九月、房州の鈴木松塘もまた向柳原二丁目に卜居しその詩社を七曲吟社ななまがりぎんしゃと名づけた。浅草鳥越とりこえの辺から向柳原の地を俚俗りぞく七曲りと呼んだのに因ったのである。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)