一郎いちろう)” の例文
母もたまには自分をさんづけにして二郎さんと呼んでくれる事もあるが、これは単に兄の一郎いちろうさんのお余りに過ぎないと自分は信じていた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
すると六年生の一郎いちろうが来ました。一郎はまるでおとなのようにゆっくり大またにやってきて、みんなを見て
風の又三郎 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)