“一簑一笠”の読み方と例文
読み方割合
いつさいちりふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一簑一笠いつさいちりふの旅であり生活である。そして、もう老いた。七十、八十といふ歳になつた。日本海の浦々を歩いた。岩に砕ける荒浪は恐ろしくなつた。
故郷に帰りゆくこころ (新字旧仮名) / 嘉村礒多(著)