“見”の漢字の書き方と例文

語句	割合
水	100.0%

水

当時実に歎ずべきハ伏水（見）にとりのがしし浪人の取落セし書面を以て、朝廷にもぢいて論にかけ、ついに会津人陽明家をなじり此郷（ママ）御立腹など在_レ之候よし、したしく聞申たり。

続　手紙：07 幕閣要人あてか（推定、慶応二年三月） (新字旧仮名) ／ 坂本竜馬(著)

其ひを（まカ）ニ隣家の家をたゝき破り、うしろの町ニ出候て、薩の伏水（見）屋鋪ニ引取申候。唯今ハ其手きず養生中ニて、参上とゝのハず何卒、御仁免奉_レ願候。何レ近〻拝顔万奉_レ謝候。謹言々。

手紙：029 慶応二年二月六日　木戸孝允あて (新字旧仮名) ／ 坂本竜馬(著)

廿三日夜　伏水（見）ニ下ル二時過ル頃———（本ノママ）

坂本竜馬手帳摘要 (新字旧仮名) ／ 坂本竜馬(著)

“見（見(仏教)）”の解説

仏教用語の見（けん、pi: diṭṭhi, sa: dṛṣṭi）とは、哲学的な見解のこと。仏教思想において見とは、単なる命題の抽象的集合ではなく、思考、感覚、行動によって強く形づくられ影響を及ぼす、過去の体験の解釈である。
正しい哲学的見解、すなわち正見（しょうけん、pi: sammā‑diṭṭhi, sa: samyag-dṛṣṭi)を習得することは、八正道の一つとして挙げられている。反対に間違った見解は邪見（じゃけん、pi: micchā-diṭṭhi, sa: mithyā-dṛṣṭi）、悪見（あっけん）と呼ばれる。間違った見への執着を見取（ditth-upadana）という。
(出典:Wikipedia)