“ヴェルスト”の漢字の書き方と例文
語句割合
露里100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
チチコフは十五露里ヴェルストの里程標をとおり過ぎながら、マニーロフの言葉によると、この辺に彼の村がある筈だと思った。
「マニロフカですかね! それなら、このままもう一露里ヴェルストばかり行かっしゃると、ちょうど右手にあたりますだよ。」
けれど十六露里ヴェルストの里程標もまたたく間にとおり過ぎてしまったのに、村らしいものはいっこう眼につかなかった。