“モスカーリ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大露西亜人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
他の連中はまた、悪魔と大露西亜人モスカーリにかつぱらはれたものは決して二度と再び手に戻ることがないとつけ加へた。ただひとり酒場の亭主だけは、なんにも言わずに部屋の隅に坐つてゐた。
そんなことを刷りこみをつた奴の面に唾でも引つかけておやりなされ! 大露西亜人モスカーリの畜生めが、嘘八百で固めをる! 誰がそんな風に話すもんですかい? まるで箍のゆるんだ桶みたいな
あなた様のことを、いやどうも……口にするのも小つ羞かしい言葉で囃し立てますが、それこそあの酔つぱらひで不信心な大露西亜人モスカーリでも口にするのを憚かるやうな、如何はしい言葉でしてな。