“ミソギハラヒ”の漢字の書き方と例文
語句割合
祓除100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此には、上巳の祓除ミソギハラヒの遺風が、底に流れて居る、と見られさうだ。上巳の節供セツクは、日本古来の行事と言ふよりも、寧、支那の信仰上で意味のある日であつた。
そして此を河に流したのは、上巳が祓除ミソギハラヒの日であつた事に結びついたのだと思ふ。即、一家のひな型を作つて、其に穢れを背負はして流す、と考へたのである。