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ピャチェリク
ふりがな文庫
“ピャチェリク”の漢字の書き方と例文
語句
割合
二二一
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二二一
(逆引き)
まるで切札なんか一枚もなく、やつと
並札
(
なみ
)
の十が上々で、
揃札
(
くつつき
)
ひとつないのに、
妖女
(
ウェーヂマ
)
の方では後からあとから
二二一
(
ピャチェリク
)
ばかり揃へやがる。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:06 紛失した国書
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
ところが
妖女
(
ウェーヂマ
)
め、又もや
王牌
(
キング
)
入の
二二一
(
ピャチェリク
)
をならべをつた! 祖父の手は切札ぞろひと来てゐる! 碌々思案もせずに、祖父は
王牌
(
キング
)
の髭面に素早く切札を叩きつけた。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:06 紛失した国書
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
それがために卓子がガタビシ揺れて、骨牌の札が卓子の上で躍りあがつた。祖父は躍起になつて、いよいよ最後の、三囘目の札を配つた。勝負は再び順調に進んだ。
妖女
(
ウェーヂマ
)
が又しても
二二一
(
ピャチェリク
)
を揃へた。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:06 紛失した国書
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
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