“ノサキ”の漢字の書き方と例文
語句割合
荷前100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諸国の荷前ノサキの早稲の初穂は、九月上旬には納まつて了ひ、中旬になつて、まづ伊勢に献られ、両宮及び斎宮の喰べはじめられる行事となる。
越えてふた月、十一月中旬はじめて、当今主上近親の陵墓に、荷前ノサキ使を遣し、初穂を捧げられる。此と殆ど同時に、天子の新嘗が行はれる。
何故、斯うして家々即、地方では、早く秋祭りをするか、と言ふと、朝廷へ奉る荷前ノサキの使と同時に、国々の神の祭りをする為である。朝廷の新嘗祭と前後して、諸国で神に差し上げる。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
約言すると、地方から、宮廷へ奉る処の稲の初穂を、九月に入つて、伊勢へ奉るのを神嘗といひ、其他の神々又は、大きな社に奉るのを相嘗と言ひ、陵墓に奉るのを荷前ノサキと言ふのである。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
此を荷前ノサキといふ。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)