“チベットけん”の漢字の書き方と例文
語句割合
西蔵犬100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大佐の部屋から引下って来た孫軍曹は、中庭の隅で吠え立てた、獰猛どうもう西蔵犬チベットけんを射殺しかねないほど興奮していた。犬はつないであったのだが、彼は滅茶滅茶に拳銃ピストルでもぶッ放したい気持だった。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)