“チハヤ”の漢字の書き方と例文

ひらがな：ちはや

語句	割合
襅	100.0%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

これは襅（チハヤ）をかけ、その裾を長く／＼引いてゐる。臨時祭記にも出てをり、寺社雑事記にはこれに要する木綿の分量も書いてあります。

春日若宮御祭の研究 (新字旧仮名) ／折口信夫(著)

簑笠で表された神と、襲（オスヒ）・襅（チハヤ）を以て示された神との、二種の信仰對象があつて、次第に前者は神祕の色彩を薄めて來たものと思はれる。神社・邸内神は後者で表されたものである。