“ジフテリア”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
実扶的利33.3%
実扶的利亜33.3%
実扶的里亜33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は前にもいった如く、明治廿年に三歳の楽女を実扶的利ジフテリアで失った。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
この少し以前、三女らくは実扶的利亜ジフテリアに罹って三歳でなくなっていた。そこで長女順は桜井女学校へ寄宿せしめ、私は長男健行を携えて神田の三崎町に下宿した。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
そうして僕の事を常に市蔵ちゃん市蔵ちゃんと云って、兄さんとはけっして呼ばなかった。この妹は父のくなる何年前かに実扶的里亜ジフテリアで死んでしまった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)