“クラック”の漢字の書き方と例文
語句割合
岩隙100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手がかりがないので、狭い岩隙クラックに拳を入れてコジリながら、右手のテラスに飛び移ろうとしている。それは三十年前、菱苅が拳を入れてコジリつけた、その岩隙だった。
一の倉沢 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)