“ガロフオラ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大渦巻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と間もなく、たしか五、六分経ってからだろう、とつぜん『大渦巻ガロフオラ』というあの一言がはいった。僕らは、もう絶望し胸せまって十字を切った。するとだよ
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
その無電のうち「大渦巻ガロフオラ」と打ったころは、たしかに木戸の機は怪雲に入っていたにちがいない。それがたんなる巨大な渦雲にすぎないということは、ただその一言だけでも容易に想像がつくことだ。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)