“オムニバス”の漢字の書き方と例文
語句割合
乗合自動車100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泰然として進化エヴォリューションを信じ、疑わないような群集をつっきり、日本女はある角で乗合自動車オムニバスを降りた。小さい飲食店に入った。
ロンドン一九二九年 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ボンド街やリジェント街でショー・ウィンドウの大ガラスは、磨かれたそのおもてに、続けざまに止ったり動いたりする乗合自動車オムニバスの姿をうつした。
ロンドン一九二九年 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
そういう空気を押し破って下町から山の手に、山の手から下町へ陸続進む乗合自動車オムニバスの運転手はどれも若い、壮年だ。
ロンドン一九二九年 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)