“をんれう”の漢字の書き方と例文
語句割合
怨靈100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たツた僅かのあひだ見ないうちに、身體までが實際あんなに影の薄い怨靈をんれうになつてしまつたのかと思はれた。
寢てゐる病人はまたうなされ出したが、今度は何かの怨靈をんれう盤石ばんじやくの重りを以つて息の根を押し止めようとしてゐるのを、四苦八苦のもがきで逃げようとするやうなありさまがあり/\と見えた。