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わたしふぜい
ふりがな文庫
“わたしふぜい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
私風情
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私風情
(逆引き)
それも
私風情
(
わたしふぜい
)
の信心には及ばない事でございましたら、せめては私の息のございます限り、茂作の命を御助け下さいまし。
黒衣聖母
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
お君は、どうして
私風情
(
わたしふぜい
)
が、御城内のお方になんぞと、首を横に振って眼を
睜
(
みは
)
りました。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
どう致しまして公方様の悪口なんて、
私風情
(
わたしふぜい
)
がそんなことを申し上げようものなら口が曲ってしまいまする。この方はそれをお留め申しただけでございます、どうか御勘弁なすって下さいまし
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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