“りよりよく”の漢字の書き方と例文
語句割合
膂力100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此の如き損傷を来したるを見れば、膂力りよりよくある男子ありて、手に棍棒、鉄棒、椅子等の如き大いなる、重き、鈍き器を取り、それにて打撃したるものと推測せらる。
死屍累々たる原野のただなかに、彼は膂力りよりよく比倫を絶した自分の姿だけを見いだす。彼だけは死をまぬかれたのだ。當り前のことである。彼の兇器はつひに彼自身には向けられなかつたのだから。