“らうべゑ”の漢字の書き方と例文
語句割合
郎兵衛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この村に、七郎兵衛らうべゑといふ五十あまりの男がありました。七郎兵衛は少し馬鹿ばかな男でしたから、村の人達は、馬鹿ばか七、馬鹿七と呼んでゐました。七郎兵衛自身も、馬鹿七といはれて平気でゐました。
馬鹿七 (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)