“やみや”の漢字の書き方と例文
語句割合
闇屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『お前達は、闇屋やみやだろう、棺を下ろせ、棺の中は、米にちがいない』
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
母と姉とが、このごろ野菜の闇屋やみやになって暮していた。
河沙魚 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
細君がそれを全部、闇屋やみやに売って、老母や子供のよろこぶようなものを買う。ケチでは無いのだ。夫も妻も、家庭をたのしくするために、全力を尽しているのだ。
家庭の幸福 (新字新仮名) / 太宰治(著)