“やまぶちうこん”の漢字の書き方と例文
語句割合
山淵右近100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奉行の山淵右近やまぶちうこんは、左官棟梁さかんとうりょうや大工棟梁などを、自身の床几場へ集めて、あしたの作事について、何か評議中だったが、聞くと
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山淵右近やまぶちうこんの気もちになって、きょうのことを、おぬし、考えてみたか」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「今日より不肖ふしょう木下藤吉郎、君命によって、ここの御普請ごふしんを承ることになった。きのうまでは山淵右近やまぶちうこんどの、奉行に就かれていたが、今日よりは木下藤吉郎が代って奉行いたす。——ついては」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)