“やくよけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
厄除100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、まったく不吉な年の厄除やくよけに願参りするのと同じであった。
空中征服 (新字新仮名) / 賀川豊彦(著)
御承知の通り、川崎は厄除やくよけ大師と云われるのですから、将軍は四十二の厄年で参詣になったのだと云うことでした。
半七捕物帳:51 大森の鶏 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
七兵衛が今度の伊勢まいりは四十二の厄除やくよけというのであるが、そのついでに伊勢から奈良、京大阪を見物してあるく間に、もしやわが子にめぐり逢うことがないともいえない。
(新字新仮名) / 岡本綺堂(著)