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めくらぢち
ふりがな文庫
“めくらぢち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
盲乳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盲乳
(逆引き)
乳が出るようになっても、秋子のは
盲乳
(
めくらぢち
)
だった。乳首をもみ出して吸いつかせるのに、彼女は一生懸命になっていた。
幻の彼方
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
秋子の
盲乳
(
めくらぢち
)
によりも一層安々と、
護謨
(
ゴム
)
の乳首に吸いついて、咽せるほど吸っている子供の様子を、順造は涙ぐましい心地で眺めた。秋子も首を伸して、その方を眺めていた。
幻の彼方
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
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