“むねとどろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
胸轟100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嬉くも御赦おんゆるしを得、御心解けて、唯二人熱海に遊び、昔の浜辺に昔の月をながめ、昔のかなしき御物語を致し候はば、其の心の内は如何に御座候やらん思ふさへ胸轟むねとどろき、書く手も震ひ申候。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)